ニューヨーク・ブロンクスに建設されたニューヨーク・ヤンキースのホーム球場。1923年から使用されてきた旧ヤンキー・スタジアムの老朽化にともない、旧球場のすぐ隣に2009年4月に完成。総工費13億ドル(約1300億円)。そのうちニューヨーク州とニューヨーク市が周辺都市整備費用2億ドルを負担。残り11億ドルの建設費をヤンキースが免税ニューヨーク市債で調達して負担した。観客席数5万2325。レフト96.9m、センター124.4m、ライト95.7m。新スタジアムには、4000席のクラブシート(旧スタジアムでは100席)、410室のパーティースイート・ルーム(同じく15室)など、ぜいたく席が大幅増設され、高級ホテル並みのレストラン、チームストアなども充実が図られた。しかし、シーズンチケットを高額に設定しすぎたため、08年9月のリーマン・ショック(金融危機)の影響もあって完売できないまま09年のシーズン入りした。