任意引退選手とは、一般的に現役引退を自ら希望した選手のことを指す。選手が参稼期間中(2~11月)や契約保留期間中に引退を希望する場合は、所属球団に対して引退の申請書を提出。球団が意見書を添えてコミッショナーに提出し、正当なものと判断されれば任意引退選手として公示される。現役選手として復帰する場合は、引退当時に所属した球団で復帰しなければならない規定になっている。自由契約選手とは、球団から無条件で契約を解除されたり、契約保留期間中に保有権を放棄された選手のことを指し、一般的には戦力外通告を受けた選手のことを指す。コミッショナーから自由契約選手として公示されれば、どの球団とも自由に契約を結ぶことができる。