2020年夏季オリンピックでの競技復帰を目指した統合団体「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)」が提案した野球の改革計画。男子の野球と女子のソフトボールを1競技として復帰を目指すなかで提示された。テレビ放送権料がオリンピック・ビジネスの大きなウエートを占めており、放送されやすいように試合時間を短縮する狙い。13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会ではレスリングに敗れて落選。しかし、14年12月のIOC臨時総会で開催都市の特色を生かす追加種目の提案が認められることになり、野球、ソフトボール界が団結した改革が実って、両競技の人気が高い日本で開かれる20年東京オリンピックで復帰することが有力になった。これを受け、全日本野球協会では社会人野球での7イニング制導入を検討する声が上がっている。