日本でママさんバレーを中心に広く行われているバレーボール。1924年の明治神宮大会で採用された。それまでは12人制や16人制もあったが、人数が多くチーム編成に苦労することなどから9人となった。27年の日本バレーボール協会(JVA)発足は、9人制の普及発展のためだったとされる。試合は21点の3セットマッチ。コート内は前衛・中衛・後衛の各3人ずつで構成され、サーブ順はあるもののローテーションせずによいため、個々の選手の特徴を生かした役割分担が可能。サーブは2本制でやり直しが利き、ネットプレー(ボールがネットに触れるプレー)があれば4回以内で返せばよいなど、親しみやすいルールとなっている。