1950年に設立されたアメリカ女子プロゴルフ協会(LPGA)が主催。例年、2月からツアーが始まり、11月末まで約30試合が開催される。11月上旬には日本女子プロゴルフツアーとの共催でミズノクラシックが行われている。かつてはナンシー・ロペスら、アメリカ人選手ばかりが活躍していたが、岡本綾子が82年からツアーに本格参戦し、87年に賞金女王になってからは外国人が積極的に進出。90年代後半からは韓国人選手が台頭。フィリピン、タイ、台湾からも参戦し、アジアン女子ツアーの様相も呈している。一方で、2001年から05年までスウェーデンのアニカ・ソレンスタムが女王に君臨したが、06年にメキシコ人のロレーナ・オチョアがその座を奪い、07、08年と3年連続で賞金女王に。ソレンスタムは08年シーズン限りで引退した。14年は日本から宮里藍、宮里美香、上原彩子、有村智恵、野村敏京が本格参戦。