対面した選手がラケットにより台上でボールを打ち合う競技。19世紀後半にイギリスで生まれたとされる。シングルスとダブルスがある。1926年、国際卓球連盟(ITTF International Table Tennis Federation)創設とともに世界選手権もスタート。50年代から70年代に荻村伊智朗、長谷川信彦ら日本選手が世界タイトルを次々獲得したが、その後は中国、ヨーロッパの選手が台頭。近年は中国勢の上位独占が続いている。オリンピックでは88年ソウル大会から正式競技に採用された。2000年にはボールの直径が38mmから40mmに、重量が2.5gから2.7gに増え、1ゲーム21点から11点にルールが改定された。