ネットを挟んで対面した選手がラケットによりボールを打ち合う競技。起源は16世紀にフランスで定着したジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)という遊び。近代テニスは1870年代にイギリスでルールが確立された。1対1のシングルスと2人ずつで戦うダブルスがある。コートの大きさは長さが23.77メートルで、幅はシングルスが8.23メートル、ダブルスが10.97メートル。1ゲームは4ポイント先取で、「0、15、30、40」と数え、0をラブと呼ぶことも特徴的。40-40でデュース(deuce ジュースとも)となり、2ポイント差がつくまで続けられる。2ゲーム差以上をつけて先に6ゲームを奪うと1セットを勝ち取る。ゲームカウント6-6となった場合、多くの大会ではタイブレーク(tie break)と呼ばれる7ポイント先取の決定戦を行う。2セット先取で勝利する3セットマッチ、3セット先取の5セットマッチがある。