ゴルフでグリーンサイドのバンカーから2打以内でカップインする確率のこと。2011年日本男子ツアーでは、スティーブン・コンラン(オーストラリア)が63.51%で1位。石川遼は60.00%で4位だった。つまり、パー4の場合では第2打がバンカーに入っても、10回に6回はパーセーブ、もしくはバーディーを奪う計算になる。プロ転向後の石川は、08年44.35%、09年57.03%、10年57.98%と、数字を上げている。一方で、往年の名プレーヤー、樋口久子(前日本女子プロゴルフ協会会長)はバンカーショットを苦手にしていた。理由は、通常のショットが正確でほとんどパーオンに成功し、グリーンサイドのバンカーショットを打つ機会が少なかったため。第一線を離れた後、「たまにバンカーに入ると、どうやって打つか忘れているから戸惑っていた」と話していた。