アメリカ男子プロゴルフ(PGA)ツアーの下部ツアーで、2部ツアーと位置づけられている。PGAツアーは1990年、出場資格を得ていない選手の育成を目的に2部ツアーを設けた。このツアーにはシーズンを通した冠協賛スポンサーがつき、2012年からはウェブドットコムが10年間のスポンサー契約を交わした。そのウェブドットコムツアーが翌13年、PGAツアー予選会(優先出場資格取得試験)の役割を担うことになった。PGAツアーは、14年シーズンを13年10月からスタートすることを決定。それに伴って13年シーズンは8月で終了した。同時に、年末に行って上位25人に翌年の優先出場資格を与えていた従来のツアー予選会を廃止。新たにウェブドットコムツアーの終盤に賞金獲得上位75人と、13年PGAツアーでシード権を失った賞金ランキング126~200位の計150人によるファイナル4戦を実施した。ファイナル前の時点でウェブドットコムツアーの上位25人には14年PGAツアーの優先出場資格が与えられ、残り125人が4戦の賞金総額で残る25人の優先出場資格枠を懸けて争った。石川遼は13年PGAツアーで賞金ランキング141位だったため、このファイナルに参戦。総合13位に入り、14年PGAツアーの優先出場資格を得た。