取っ手の付いた花崗岩製の丸い石(ストーン)を氷の上に滑らせ、直径3.66mの円形の標的(ハウス)に近づけて得点を争う競技。名称は石が回転(カール)しながら滑ることに由来する。1チーム4人で編成し、両チームが1人2投ずつ、計16投で1エンドが終了。もっとも中心に近い相手のストーンの内側にある個数が得点となる。1試合は10エンドで、同点の場合は延長がある。ストーンの滑り方を調整するため、氷をブラシで掃く姿はユニークだが、状況に応じた的確な戦略選択が必要とされ氷上のチェスと呼ばれる。1984年に日本協会が発足。1998年長野オリンピックで正式採用された。2007年には世界女子カーリング選手権が青森市で開催された。