選手がボートに乗り、オール(櫂)を漕いで推進力を生み出し、速さを競う。オールの一部をてこの支点のように艇体に固定、漕ぎ手は進行方向に背中を向けて座る。漕ぎ手の人数やオールの本数、舵手が乗るかなどで種目が分かれる。川や湖などに設置した2000mの直線コースで競うが、日本では高校生や社会人の大会で1000mのコースを使用することもある。より国際的な普及を目指して世界選手権やオリンピックで軽量級が導入され、日本は2000年シドニー、04年アテネ両オリンピックの男子軽量級ダブルスカルで2大会連続6位入賞した。