イタリア語に起源を持ち、ボートやヨットのレースを意味する英単語。レガッタの名が付くボートレースは歴史あるものが多いが、代表的なものはイギリスのテムズ川で開催されるヘンリー・ロイヤル・レガッタ(Henley Royal Regatta)。1839年に第1回が行われ、2度の世界大戦中を除き、毎年開催されてきた。参加チームが増えてきたため、5日間の日程で行われている。大学の対抗レースでは、イギリスのオックスフォード大とケンブリッジ大、アメリカのハーバード大とエール大のレガッタが長い歴史を持つ。日本では、早稲田大と慶応大が東京の隅田川で競う早慶レガッタが有名。1905年に第1回を行い、2度の中断を挟み、78年にコースを隅田川に戻した。