アメリカ・コロラド州のパイクスピーク(標高4301メートル)山頂をゴールとして、中腹から全長19.99キロ、標高差1440メートルのコースを駆け上がり、タイムを競う自動車とバイクのレース。1916年に始まり、アメリカの自動車レースではインディ500に次いで2番目に古い歴史を誇る。四輪やバイクなど15以上のクラスで行われ、世界中から150以上のチームが参加する。日本勢では全クラスでの最速記録を持っていた田嶋伸博が2011年に自らの記録を上回る9分51秒278をマークしたが、12年にリース・ミレンが9分46秒162に更新した。12年の電気自動車クラスで奴田原文雄(ぬたはら・ふみお)がトヨタ車に乗り、10分15秒380のクラス新記録で優勝した。