国技の相撲の普及、維持発展に寄与する法人機関。正式名称は公益財団法人日本相撲協会。事務所は東京・両国国技館内に置かれている。引退した力士が年寄株を取得して資格を得る年寄から選出される理事を中心に、「公益財団法人日本相撲協会寄附行為」などに基づいて運営される。年6場所を開催し、力士の成績によって番付を決定する。前身は江戸時代に設立された相撲会所だが、1925年に財団法人の認可を受け、それを機に東京、大阪の相撲協会が合併し、大日本相撲協会となった。58年に「大」の文字が削除された。協会役員選挙は2年に1回、初場所後に行われており、理事長は10人の理事の互選によって決められる。2014年3月現在の理事長は元横綱北の湖敏満。