派手な技やパフォーマンスで観客に魅せることを前提として行われる、ショー的要素の濃い職業レスリング。サーカスの出し物のひとつであるカーニバル・レスリング(レスラーが観客の挑戦を受けて戦ったり、ボクサーと模範試合を行う)がその起源とされている。日本では大相撲出身の力道山がアメリカ修行を経て1953年に日本プロレスを旗揚げしたのが始まりとされ、その弟子であるジャイアント馬場、アントニオ猪木らによって定着した。当初は2~3の団体しか存在しなかったが、90年代以降は分裂を繰り返し、インディーと呼ばれるマイナー団体も含めて国内に70団体以上が存在。アメリカのWWEは世界最大のプロレス団体として人気を博している。