初代・極真会館館長である大山倍達(故人)が創始した空手流派。直接打撃制(フルコンタクト)と呼ばれる、突きや蹴りを人体に当てて一本勝ち(4秒以上のダウン)や技あり(3秒以内のダウン)を狙うルールを採用し、1969年9月に第1回全日本大会を開催した。手技(正拳突き、手刀など)による頭部・顔面への攻撃は一切禁止。相手をつかむのは反則。試合は主にトーナメント制で行われ、体重別のウェイト制と体重無差別の全日本大会を年1回ずつ開催。4年に1度、体重無差別の全世界大会が開催される。国内・海外に多く存在する直接打撃制空手の元祖的存在。大山の死後、極真会館は組織分裂を繰り返し、それぞれの団体・道場が極真空手を名乗っている。