水辺での事故防止活動の技術向上のために生み出された競技。海や砂浜で行うサーフ種目と、静水で行うプール種目に大別される。主なサーフ種目にビーチフラッグス、ラン・スイム・ラン、パドルボードレース、サーフスキーレースなどがある。ビーチフラッグスとは、選手が20m離れた目標物を背にして腹ばいになり、合図とともに起きあがって半分砂に埋まった目標物(フラッグ)の奪取を競う種目。主なプール種目には障害物レース、マネキンレスキューなどがある。マネキンレスキューとは、一定距離を泳いだ後に水底に沈んでいるマネキンを引き上げ、抱きかかえながら残りを泳ぎ切る競技。国際ライフセービング連盟(ILSF ; International Life Saving Federation)主催による世界選手権は2年ごとに開催されている。国内でも1986年から全日本学生選手権が、91年から全日本選手権が開催されている。