プラスチック製の円盤を投げることを基本に行われる様々な競技。1940年代にアメリカのエール大学の学生がパイ皿を投げて遊んだのが始まりとされ、フリスビーの商品名で広く知られた。世界フライングディスク連盟(WFDF ; World Flying Disc Federation)がルールを公認している種目では、アルティメット、ディスクゴルフが代表的。アルティメット(ultimate)はアメリカンフットボールに似た競技で、1チーム7人がディスクをパスしながら前進し、相手エンドゾーンでキャッチすれば1点が入る。19点先取で勝ちとなる。ディスクゴルフ(disc golf)はゴルフのボールの代わりにディスクを用いる競技。ホール(穴)ではなくバスケットに投げ入れる。その他、フリースタイル(freestyle)、ガッツ(guts)、ダブルディスクコート(DDC)などがある。競技人口は世界に700万人ともいわれ、世界選手権が開催されている種目もある。