決められた広さのフィールドで、2チームがマーカーによりボールを撃ち合う競技。1980年代、アメリカの牧場で牛などに印をつけるペイントガンを使用して始まった。1チーム7~10人が一般的で、ボールを当てることにより全員を退場させるか、相手陣地のフラッグを奪えば勝利となる。マーカーは空気圧でボールを飛ばす銃に似た道具。ボールは直径17mmでゼラチンカプセルの中に水溶性インクが入っている。目標物に当たると割れるため、インクの付着により命中が判明する。出場者は顔を覆うゴーグルや体を保護するプロテクターを着用する。アメリカではプロ選手を含むリーグ戦が行われ、愛好者は1000万人以上といわれる。