直径70~80mm、重さ650~800gの金属製ボールを投げることで得点を競う競技。1910年にフランスで始まったとされる。1対1で行うシングルスから3対3のトリプルスまである。シングルスでの持ち球は各3球。まず先攻競技者が目標球(ビュット)を距離6~10mの範囲で投げ、その目標に向かってボールを投げることから始まる。1球ずつ投げた後は、ボールが目標から遠い方の選手(チーム)が次球を投げる。全球を投げ終わった後、目標に最も近いボールを投げた選手(チーム)が得点を獲得する。負けた選手(チーム)の投じた目標に最も近いボールより、目標に近いボールの数だけ点が入る。13点先取制で行われる。手のひらを下に向けて投げる動作は独特。球を当ててはじき飛ばしたりする駆け引きも魅力の一つとなっている。58年に国際ペタンク連盟(FIPJP ; Fdration Internationale de Ptanque et Jeu Provenal 仏)が設立され、翌年には世界選手権が開催された。日本では70年に日本ボンボール協会(現名称は日本ペタンク協会)を設立。86年から日本選手権を行っている。