腕相撲を競技化したもの。体重、性別の他に、腕の左右で種目が分かれる。グリップバーという持ち手がついた専用の競技台を使用し、審判の「ゴー」という合図で開始。相手の手の甲を台上に置かれたタッチパッドにつけるか、審判が一方の優勢を判断した場合に勝負が付く。腕力はもちろんだが、腕の組み方や駆け引き、一瞬にかける集中力が必要となる。1967年に世界アームレスリング連盟(WAF ; World Armwrestling Federation)が設立され、世界選手権を毎年開催している。車いす部門もある。日本でも77年に日本アームレスリング連盟が創設され、同年から全日本選手権が行われている。