スポーツの応援目的で行う集団でのダンス、アクロバットが競技化したもの。その発展はアメリカの大学スポーツと深くかかわっていて、1940年代からアメリカンフットボール部などを応援するため、チアリーダー(cheerleader)の動きに様々な工夫が凝らされてきた。一方で複雑化していく応援パフォーマンス自体を評価する動きも徐々に高まり、90年代からは競技会参加を主目的とするグループが増えてきた。演技の要素としては、ジャンプ、タンブリング(転回)といった基本的な動作から、息を合わせたダンス、複数で行う組み体操のスタンツなどがある。スタンツを組み合わせたものがピラミッド。アクロバティックな部分を除き、ダンス部分だけを独立させたチアダンスも盛んで競技会が開かれている。