映画会社の東宝が製作した特撮映画「ゴジラ」シリーズ第29作。1954年に始まった同シリーズの新作は、2004年の「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶり。総監督・脚本は、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明。監督・特技監督は、「のぼうの城」などの樋口真嗣が務めた。主演の内閣官房副長官、矢口蘭堂役は長谷川博己。ゴジラのモーションキャプチャーアクターを、狂言師の野村萬斎が担当した。ゴジラの出現という未曽有の緊急事態に直面した政府の対応をリアルでダイナミックに描いたストーリーと、フルCGで荘厳かつ迫力ある姿に描き出されたゴジラが観客を魅了し大ヒット。16年7月29日の公開以来、9月6日までの40日間で累計観客動員数420万8608人、累計興行収入61億3492万9000円を記録。1984年公開の「ゴジラ」(シリーズ第16作)以降としては、同シリーズ最高の動員数となった。2016年10月には、北米でも公開される。