イイズミ・カモン。本名、いいずみ・よしかど。徳島県知事。
5月18日、徳島県の出直し知事選で飯泉嘉門候補が当選し、全国最年少の知事が誕生。
1960年生まれ、大阪府出身。84年、東京大学卒業後に自治省(現・総務省)入り。自治大臣官房企画室、総務省自治税局企画課、郵政省通信政策局地域情報化プロジェクト推進室長などを経て、2001年、徳島県商工労働部長。02年4月から県民環境部長を務めたが、大田正前知事の不信任決議を主導した自民党県議らの要請で自民党の推薦を受け知事選に出馬。01年の選挙、02年円藤寿穂元知事の汚職事件による出直し選挙、そして今回の選挙と3年連続で行われた知事選では、経済活性化と県政の正常化を訴え、吉野川河口堰(ぜき)計画の完全中止を訴える前知事を僅差(きんさ)で破り、徳島県知事となった。