アオキ・イサオ。プロゴルファー。
4月22日、日本男子プロゴルフの青木功選手が、日本人2人目のゴルフの世界殿堂入りすることが明らかになった。
1942年、千葉県生まれ。我孫子中学卒業後、東京都民ゴルフ場にキャディーとして就職。そこでヘッドプロをしていた林由郎プロに師事し、64年にプロテスト合格。早くから活躍を期待されてはいたが、初優勝は71年の関東プロ選手権。78年に欧州ツアーの世界マッチプレーを制し、80年の全米オープンではジャック・ニクラウスと歴史に残る名勝負を演じ2位。83年ハワイアン・オープンで日本男子選手として初めて米ツアーを制し、89年豪州ツアーのコカコーラ・クラシックに優勝。米、欧、日、豪の世界4大ツアーすべてに優勝経験を持つ初めての日本人となった。92年から米シニアツアーに参戦し、97年には年間賞金ランク3位となった。日本選手の殿堂入りは2003年の樋口久子・日本女子プロゴルフ協会会長に次いで2人目。青木選手は現役選手としては初めての選出となった。