イワムラ・アキノリ。大リーグ選手。
2007年4月12日、アメリカ大リーグのアメリカンリーグ、タンパベイ・デビルレイズの岩村明憲内野手が、ミネソタ州ミネアポリスで行われたツインズ戦で安打を放ち、日本選手の新人開幕連続試合安打「9」を記録。打率も4割3分3厘と、両リーグを通じてトップに立った。
1979年、愛媛県生まれ。県立宇和島東高校在学中は、全日本高校選抜の4番を務める。卒業後、ドラフト2位で、東京ヤクルトスワローズに入団。98年5月の横浜戦で、スタメンでプロ初出場、99年4月に同じく横浜戦でプロ初安打。2002、06年にベストナイン、00~02年、04~06年にゴールデングラブ賞受賞。06年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として、優勝に貢献。同年10月、ポスティング・システムでのメジャー移籍を表明、デビルレイズが約5億3100万円で独占交渉権を獲得、3年総額約9億円で契約した。
大リーグ入り後のオープン戦では、成績不振だったが、開幕後は調子を上げ、松井秀喜が03年に記録した、日本選手の新人開幕連続試合安打「7」を更新。7月に開催されるオールスター戦のファン投票でも、松井やイチロー、城島健司、井口資仁らとともに、投票用紙に記載された日本人選手6人の中に入った。