イシカワ・リョウ。ゴルフ選手。
2007年5月20日、男子プロゴルフのマンシングウェアKSBカップ最終日、ツアー初出場の15歳8カ月のアマチュアで、東京の私立杉並学院高校1年の石川遼が、通算12アンダー、276で優勝。
1991年、埼玉県生まれ。父の勧めで6歳からクラブを握り、中学時代は足腰を鍛えるため陸上部にも所属。帰宅後に毎日ゴルフの練習を続け、2005年には関東中学校ゴルフ選手権、全国中学校ゴルフ選手権で優勝。予選会では出場権が得られなかったものの、主催者推薦により初めて出場した男子プロツアー・マンシングウェアKSBカップで優勝。15歳245日での優勝は、1977年日本オープンでのセベ・バレステロスの20歳225日という最年少優勝記録を大幅に塗り替え、世界主要ツアーでも、男女を通じて史上最年少記録。アマチュアとしても80年、中四国オープンの倉本昌弘以来27年ぶり。300ヤードの飛距離と、はにかむ笑顔をもつ無名の高校生の活躍に、世間の注目が集まった。