オガサワラ・ミチヒロ。プロ野球選手。
2007年11月20日、巨人の小笠原道大内野手が、06年の日本ハムでの受賞に続き、セ・リーグのMVPを受賞。セ・パ両リーグにまたがっての連続受賞は史上初。
1973年、千葉県生まれ。暁星国際高校、NTT関東を経て、97年ドラフト3位で日本ハムに入団。捕手として登録されたこともあったが、打撃を生かすために内野手にコンバート。99年スタメンに定着。豪快なフルスイングと送りバントをしない2番打者として知られるようになる。2000年、01年と2年連続最多安打賞を獲得。02年には初の首位打者となり、03年にも首位打者を獲得。04年アテネ五輪銅メダル。06年は第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)優勝メンバーとして活躍した。さらにリーグ戦では、初の本塁打王(32本塁打)、打点王(100打点)を獲得。チームの25年ぶりのリーグ優勝、44年ぶりとなる日本一に貢献し、パ・リーグMVPにも選ばれたが、07年FAで巨人に移籍。セ・パ両リーグでのMVP受賞は江夏豊(広島、日本ハム)に次いで2人目、両リーグにまたがっての2年連続受賞は史上初となる。