オカダ・タケシ。サッカー監督。
12月11日、2004年のサッカーJ1年間王者を決めるサントリーチャンピオンシップ第2戦、岡田武史監督率いる横浜FマリノスがPK戦の末、2年連続、3度目の年間王者に輝いた。
1956年、大阪市生まれ。大阪・天王寺高校、早稲田大学を経て80年古河電気工業(現・ジェフ市原)入り。ポジションはディフェンダー(DF)。80~85年日本代表。90年引退後、古河電工コーチとなる。92年ドイツにコーチ留学。ジェフ市原コーチを経て、95年から日本代表チームのコーチとなり、97年W杯フランス大会アジア最終予選途中での加茂周監督退任に伴い日本代表監督に就任。史上初のW杯本大会出場に導いた。その後コンサドーレ札幌監督を経て2002年横浜Fマリノス監督に就任。03年就任1年目でJリーグ史上2度目の完全優勝。04年は第1ステージを制し、チャンピオンシップで札幌時代に配下の選手だったエメルソンのいる浦和レッズを倒し年間王者となった。また、チャンピオンシップMVPとなった横浜FマリノスのDF中沢佑二はJリーグの年間表彰式「2004Jリーグアウォーズ」でも初のMVPを獲得、岡田監督も最優秀監督賞を受賞した。