スガヤマ・カオル。女子バレー選手。
6月24日から始まったバレーボール女子ワールドグランプリ2005の予選ラウンドで全日本初選出の菅山かおるが大活躍を見せ、その端正な顔だちとともに話題を呼んだ。
1978年、宮城県生まれ。古川商業高校(現・古川学園高校)に入学し、96年の第27回春高バレー(全国高等学校バレーボール選抜優勝大会)で全国制覇。バレー選手としては小柄ながら、アタッカーとして活躍した。卒業後は小田急ジュノーに入団したが、チームの廃部にともないJTマーヴェラスへ移籍した。その後、V1リーグへ降格、2002年の再昇格や、若手の加入によるリベロへの転向など、バレー選手として紆余曲折を経験した。全日本への選出は今大会が初めて。再びアタッカーとして起用された菅山は、抜群の跳躍力と169cmの小さい体をいっぱいに使ったアタックで全日本を牽引。ハイライトは25日の韓国戦で、菅山はスパイク8本、ブロック3本を決めた。