アシカワ・ナナセ。体操選手。
2012年3月12日、タイで開かれた体操のアジアジュニア選手権の女子個人総合で、特発性脊椎側湾症という背骨がS字に曲がる病気をかかえた中学3年の芦川七瀬が初優勝。
1997年1月29日、静岡県生まれ。5歳から体操を始めたが、小学校6年の時に背骨がS字に曲がる特発性脊椎側湾症を発症。体操をあきらめて手術をするか、痛みに耐えて続けるべきか悩んだが、練習や入浴時以外はコルセットをして生活し、その後も競技生活を続行し、2011年の全国中学校大会では個人総合3位を獲得。体に負担のかかる難度の高い技に挑戦するには限界があるが、技の美しさや正確さを武器に初の国際大会で優勝を手にした。