サントス・アレサンドロ。旧名アレサンドロ・ドス・サントス。Alessandro Dos Santos。サッカーJリーグ「清水エスパルス」左MF。旧登録名、愛称「アレックス」。
11月12日、日本への帰化を申請していた清水エスパルス所属のブラジル人選手、アレックスの日本国籍取得が認められた。日本名は「三都主アレサンドロ」。アレックスはブラジル代表の経験がないため、選出されれば、2002年W杯に日本代表の一員としてプレーすることができる。代表チームの左MFのポジションは、小野伸二(フェイエノールト)、中村俊輔(横浜F・マリノス)、服部年宏(ジュビロ磐田)らとの競争になるが、アレックスのドリブル突破からの強力なシュート力を、トルシエ監督も高く買っており、「スーパーサブ」として、W杯の代表23人枠に選ばれる可能性が高いだろう。
1977年7月20日、ブラジルのパラナ州マリンガ生まれ。父親も元プロサッカー選手。94年、高知・明徳義塾高校にスカウトされて来日。96年、清水エスパルス入団。99年、清水エスパルスの左サイドのMFとしてレギュラーに定着し、後期の初優勝に貢献。99年のJリーグMVPに選ばれる。Jリーグ通算、141試合に出場、40得点。178cm、69kg。