イクタ・マサハル。商船三井会長。
8月30日、2003年4月に発足する日本郵政公社の初代総裁に正式指名。
1935年、神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、57年三井船舶(のち大阪商船三井船舶)に入社。94年に大阪商船三井船舶(現・商船三井)社長に就任、ナビックスラインとの合併を実現させ、新会社・商船三井社長に就任。本店機能を大阪から東京に移すなどした。2000年から会長。同年経済同友会副代表幹事。内閣府の総合規制改革会議や外務省の「変える会」の委員も務める。02年8月、郵政事業庁から事業を引きついで発足する日本郵政公社の初代総裁に正式指名された。