カトウ・ダイジロウ。レーシングライダー。
5月15日、故・加藤大治郎さんが日本人初のロードレース世界選手権(WGP)の殿堂入りをした。
1976年、埼玉県生まれ。2003年4月20日没。3歳でポケットバイクに乗り始め、92年から本格的なロードレースに参戦。97年にはホンダの契約ライダーとなり、全日本選手権250ccクラスでチャンピオンを獲得。WGP初優勝も果たした。WGPフル参戦2年目の2001年には11勝をあげ250ccクラスのチャンピオンを獲得。02年からはWGP最高峰のモトGPクラスに参戦。日本人初のモトGPクラスチャンピオンの最右翼と見られていたが、03年4月6日の日本GP決勝でコース脇の防護壁に衝突。意識不明となり4月20日、脳幹梗塞のため死去。遺族の元に主催団体から過去12人しかいないWGP殿堂入りの打診があり、5月15日に日本人初の殿堂入りが決まった。