コンスエロ・ベラスケス。Consuelo Velazquez。女性作曲家、ピアニスト。
1月22日、世界的ヒット曲「ベサメ・ムーチョ」の作詞作曲をしたコンスエロ・ベラスケスさんが心臓疾患のため死去。88歳。
1916年、メキシコ・ハリスコ州生まれ。4歳でピアノを始め、クラシックのピアニストとなったが、その後歌手やスタジオミュージシャンに転身。41年に作詞作曲した別れの悲しみを描いた「ベサメ・ムーチョ」(たくさんキスして)は20カ国語でカバーされて、世界的なヒットとなり、メキシコで最も有名な作曲家となった。日本では戦後の50年、黒木曜子が日本語版を歌い、その後59年に初来日したトリオ・ロス・パンチョスの歌で広く知られるようになった。その他の作品に「苦い真実」「カチート」などがある。