コヅカ・タカヒコ。フィギュアスケート選手。
3月11日、スロベニアのリュブリャナで行われたフィギュアスケート世界ジュニア選手権で男子は日本の17歳、小塚崇彦が初優勝を飾った。
1989年、愛知県生まれ。祖父は戦前にフィギュアスケートで名を馳せ、父は68年のグルノーブル・オリンピックに出場した小塚嗣彦、母もアイスダンス選手というスケート一家に育つ。5歳でフィギュアスケートを始め、父や、日本で初めて3回転ジャンプを成功させた佐藤信夫に指導を受け、現在はトリノ・オリンピック金メダリストの荒川静香を指導する佐藤久美子に師事。2004年、全日本選手権で4位に入賞。今シーズンはジュニアGP岡谷大会、ジュニアGPファイナル、全日本ジュニアで優勝。好調を維持して臨んだ世界ジュニア選手権は、初出場初優勝の快挙となった。同選手権の日本男子優勝は、高橋大輔、織田信成に続く3人目。今後は2010年のバンクーバー・オリンピック出場を目指す。