クルム・ダテ・キミコ。プロテニス選手。
2008年11月15日、テニス・ニッケ全日本選手権女子シングルス決勝で、16年ぶりの出場となった第7シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)が勝利し、3度目の優勝を果たした。
1970年、京都府生まれ。小学1年でテニスを始め、89年、園田学園高等学校卒業と同時に、プロに転向。91、92年に全日本選手権女子シングルス2連覇。94年にはオーストラリアのニューサウスウェールズ・オープンで海外ツアー初優勝を飾り、95年11月には、日本人の女子選手としては歴代最高位となるWTA(女子テニス協会)世界ランキング4位を記録し、96年11月に引退。2008年4月、本名のクルム伊達公子で現役復帰を表明し、全日本選手権女子シングルス優勝を目標にしてきた。38歳での優勝は、1963年に41歳で8連覇した宮城黎子(現・日本女子テニス連盟名誉会長)に次ぐ、戦後では2番目の年長記録。伊達は藤原里華と組んだ16日の女子ダブルス決勝でも快勝。単複2冠を制した。