イシカワ・リョウ。プロゴルフ選手。
2008年12月8日、2008年度ジャパンゴルフツアー表彰式が開催され、史上最年少で獲得賞金1億円を突破し、ランキング5位となった石川遼が「最優秀新人賞 島田トロフィ」を受賞した。
1991年、埼玉県生まれ。父の勧めで6歳からクラブを握り、2005年全国中学校ゴルフ選手権で優勝。07年、主催者推薦により出場した男子プロツアー・マンシングウェアKSBカップで、1977年日本オープンでのセベ・バレステロスの20歳225日という記録を大幅に塗り替える15歳245日という最年少優勝を飾り、「ハニカミ王子」旋風を巻き起こした。2008年1月、プロに転向。KSBカップ優勝で得た09年シーズンまでのシード権を使い史上最年少の16歳3カ月でツアープロとなった。ツアー外競技だが、同年8月の関西オープンでプロ初優勝。10月の日本オープンでは2位を獲得。11月のマイナビABC選手権でツアー初優勝。最優秀新人賞は優勝、賞金ランキング、平均ストロークの3部門をポイント化して争われ、石川は2位以下を大差で引き離しての受賞。17歳での受賞はツアー史上最年少記録となる。また12月24日には08年度内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞を最年少で受賞した。