スギハラ・テルオ。プロゴルファー。
2011年4月18日、73歳のプロゴルファー、杉原輝雄さんが第1回から51年間連続出場し、同一大会連続出場の世界記録を持っていた中日クラウンズの出場を体調不良で断念。
1937年6月14日、大阪府生まれ。小学5年生から茨木カンツリークラブでキャディーのアルバイトを始め、中学卒業後、定時制高校に通いながら同クラブで働き、20歳でプロテストに合格。62年、日本オープンで初優勝を飾り、以後、プロ通算63勝。97年末には前立腺がんの宣告を受けたが手術は受けず、投薬治療をしながらプレーを続け、2006年の「つるやオープン」では68歳の最年長予選通過記録を樹立。10年には中日クラウンズでアーノルド・パーマー(アメリカ)のマスターズ50回連続出場を抜く、51回連続となる同一大会連続出場の世界記録を達成したが、リンパ節へのがんの転移から、夏以降はトレーニングができない状態だったという。