キシカワ・セイヤ。卓球選手。
フクハラ・アイ。卓球選手。
2011年5月12日、オランダのロッテルダムで行われた卓球の世界選手権個人戦第5日で、混合ダブルスの岸川聖也(スヴェンソン)福原愛(ANA)組が銅メダルを獲得。同種目では1977年大会以来34年ぶりのメダル獲得となった。
岸川聖也は、1987年5月21日福岡県生まれ。5歳で卓球を始め、仙台育英学園秀光中等教育学校3年の2002年9月から世界最高峰の卓球リーグ、ドイツ・ブンデスリーガの3部と契約。仙台育英高校の通信制で学びながら参戦を続け、04年に日本人として初めて18歳以下の世界ランキング1位を獲得。05年の全日本では高校生として52年ぶりのベスト4入りを果たし、高校総体ではシングルス3連覇を達成。08年の北京大会でオリンピック初出場。09年の世界選手権横浜大会では水谷隼とのペアでダブルス銅メダル。同ペアでは11年に敗れるまで全日本選手権で4連覇していた。
福原愛は、1988年11月1日宮城県生まれ。3歳でラケットを握り、10歳4カ月19日で女子のプロ卓球選手第1号となった。2000年5月、史上最年少(11歳7カ月)で日本代表入り。02年12月の全日本選手権女子ダブルスでは、小西杏と組み中学生で初の優勝者となった。代表史上最年少14歳6カ月で出場した03年5月の世界選手権では8強入りを果たした。04年のアテネ大会でオリンピック初出場。05年には中国の卓球スーパーリーグに参戦。福原にとって世界選手権での個人メダルは初となる。