オクハラ・ノゾミ。バドミントン選手。
2011年12月11日、全日本総合バドミントン選手権大会の女子シングルス決勝で、6度目の日本一を狙った広瀬栄理子(パナソニック)が体調不良で棄権、奥原希望の優勝が決まった。16歳8カ月での優勝は、1989年の宮村愛子(熊本中央女子高等学校、当時)の18歳4カ月を大幅に更新する史上最年少記録。
1995年3月13日、長野県生まれ。小学2年のとき、高校でバドミントンを指導していた父親に連れられ、高校生と一緒に練習を始めた。小学5、6年時には、全国小学生バドミントン選手権大会女子シングルスで、ともに8強まで進出。中学3年時の2009年には、高校生も出場している全日本ジュニアバドミントン選手権大会で準優勝。女子では史上2人目となる、中学生での全日本総合バドミントン選手権大会出場も果たした。埼玉県立大宮東高校に進学後は、10年、11年と全日本ジュニアバドミントン選手権大会を連覇。11年8月のインターハイでもシングルスで優勝している。今大会の優勝で代表選考基準を満たしたことから、同年12月21日、翌12年の日本代表に選出された。