キョクテンホウ・マサル。本名、太田勝。大相撲力士。
2012年5月20日、史上初の平幕同士による優勝決定戦となった大相撲五月場所(夏場所)で、西前頭7枚目の旭天鵬が初優勝。37歳8カ月での初優勝は1909年6月に優勝制度が制定されてから史上最年長。
1974年9月13日、モンゴルのナライハ生まれ。92年春に旭鷲山ら6人のモンゴル出身力士とともに大島部屋に入門した。同年の三月場所(春場所)で初土俵。96年三月場所で新十両。98年一月場所(初場所)で新入幕。2002年一月場所で新三役。最高位は関脇。05年6月にモンゴル出身力士では初めて日本国籍を取得。12年4月に大島親方の定年退職に伴って閉鎖した大島部屋から友綱部屋へ転属した。12年5月時点で、通算出場1586回、通算勝ち星802勝、幕内在位80場所、幕内出場1185回。敢闘賞を計6回受賞。初土俵から121場所目、新入幕から86場所目での初優勝はともに史上最も遅い記録となる。