ナカダ・クミ。バレーボール監督。
2012年11月17日、バレーボールのV・プレミアリーグ女子大会が開幕し、同リーグでは事実上初の女性監督として采配を振る中田久美監督率いる久光製薬スプリングスがトヨタ車体クインシーズに3-0でストレート勝ちし、開幕戦を勝利で飾った。
1965年9月3日、東京都生まれ。80年、15歳1カ月で全日本代表に選ばれ、オリンピックでは、84年ロサンゼルス大会、88年ソウル大会、92年バルセロナ大会に出場。13年にわたり全日本のセッターとして活躍し、92年引退。95年に現役復帰を表明するも96年に完全引退。その後、テレビの解説者などを経て指導者としての道を歩み、イタリア・セリエAのクラブでのアシスタントコーチ、全日本女子バレーボールユースチームのコーチを経て、2011年9月、久光製薬スプリングスのコーチとして入団。12年7月1日付で同チームの監督に昇格した。同年10月26日のリーグ開幕会見では「日本一になります」と宣言した。