タカツ・シンゴ。プロ野球投手。
4月16日、ヤクルトの高津臣吾投手が、元横浜の佐々木主浩投手に並ぶ日本記録の通算229セーブを達成。
1968年、広島県生まれ。控え投手だった広島工業高校で86年の春・夏と2度の甲子園に野手として出場。亜細亜大学でも「東都の奪三振王」小池秀郎投手に次ぐ2番手投手だったが、90年のドラフト3位でヤクルト入り。92年、日本シリーズで西武の潮崎哲也投手のシンカーを見せつけられた野村監督からシンカーのマスターを厳命され、ついに才能が開花。93年に6勝4敗20セーブでチームの2連覇に貢献。94年には8勝4敗19セーブ、防御率2.86でセーブ王と最優秀救援投手となる。98年にはひじの故障に泣いたが、翌99年、01年にもセーブ王と最優秀救援投手のタイトルを獲得。02年4月には史上2人目の200セーブを達成。右ひじの痛みと闘いながらも、4月16日、日本記録の通算229セーブを達成した。