クシダ・レイキ。アマチュア天文家。
1月21日、女性アマチュア天文家・串田麗樹の13個目の超新星発見を、国際天文学連合が認定した。
1957年、川崎市生まれ。夫の串田嘉男も小惑星や彗星の観測で世界的に知られるアマチュア天文家で、天体観測のため午後4時に起きて朝6時ごろに寝る生活だという。高校3年の時、ペルセウス座流星群を見て星空に興味を持ち、大学時代に天文サークルで知り合った嘉男と結婚。85年、山梨県大泉村に私設の「八ヶ岳南麓天文台」を開設した。91年女性の観測家としては世界で初めて肉眼で超新星を発見。2004年1月20日、おとめ座にある系外銀河NGC5668に、自身13個目となる超新星(明るさ17.2等級)を発見した。21日、国際天文学連合がこれを認定。これで、富山市の青木昌勝の12個を抜き、アマチュアが個人で超新星を発見した数としては国内最高記録となった。