オオイワ・マユミ。サッカー1級審判員。
12月18日、日本サッカー協会は、Jリーグで主審を務めることのできる1級審判員に、女子1級審判員の大岩真由美を認定。
1972年、北海道生まれ。サッカーが盛んなことで知られる室蘭市で育ち、高校卒業後、地元のサッカー少年団のコーチとなったのをきっかけに、91年に4級審判員の資格を取得。99年には女子1級審判員となり、2002年に女子国際主審に登録。同年カナダで開催されたU-19女子世界選手権では開幕戦の主審を務め、国際サッカー連盟(FIFA)主催の大会で日本人女子として初めて笛を吹いた。平日はOLとして働きながら、週末は日本女子サッカーリーグ(Lリーグ)の主審などを務めていた。大岩はFIFAが定める「12分間走2700メートル以上」という主審の体力基準をクリアしており、男子の関西社会人リーグなどでテストを重ね、合格と認定された。今後JFL(日本フットボールリーグ)で経験を積み、早ければ06年後半からJ1で審判を務めることができる。