セジマ・カズヨ。ニシザワ・リュウエ。建築家。
9月26日、フランスのノール=パドカレー地域圏議会は、北部ランスに建設予定のルーブル美術館分館の設計を日本人建築家2人とその設計事務所SANAAが担当すると発表した。
妹島和世は1956年茨城県生まれ。日本女子大学大学院を修了し、伊東豊雄建築設計事務所に勤務。87年、妹島和世建築設計事務所を設立し独立。
西沢立衛は1966年神奈川県生まれ。90年、横浜国立大学大学院修了後、妹島和世建築設計事務所に勤務。
95年より共同で設計を始め、設計事務所SANAAを設立。次々と国際的な建築コンペにチャレンジし、96年「国際情報科学芸術アカデミーマルチメディア工房」で日本建築学会作品賞、「金沢21世紀美術館」で2004年第9回ヴェネツィア建築ビエンナーレ展示部門金獅子賞、毎日芸術文化賞などを受賞。他の建築物に、2003年「ディオール表参道」などがあり、スペインの「バレンシア近代美術館増築」など進行中のプロジェクトも多い。