ディープインパクト。競走馬。
10月1日、フランスのロンシャン競馬場で行われた、競馬の世界最高峰レースのひとつ、第85回凱旋門賞(GI・優勝賞金約1億7000万円)に出場したディープインパクト(牡・4歳 騎手・武豊)が3着となった。優勝はフランスのレールリンク(牡・3歳 騎手・パスキエ)。
2002年、北海道早来で生まれる。父は多数の活躍馬を輩出しているサンデーサイレンス、母はウインドインハーヘア。04年のデビュー以後無敗のまま05年に皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞を制し、三冠馬となる。無敗での三冠達成はシンボリルドルフ以来史上2頭目という偉業。同年の有馬記念で初めて敗北を喫するも、06年の天皇賞(春)、宝塚記念を制し五冠馬となった。
凱旋門賞では日本調教馬として初の優勝が期待され、NHKによって地上波での海外競馬の生中継が行われた。通算成績12戦10勝。11日、今年限りで引退させ種牡馬とすると、オーナーが発表。