ホルガー・オジェック。Holger Osieck。サッカー監督。
2007年11月14日、アジア・チャンピオンズリーグ決勝第2戦で、ホルガー・オジェック監督率いる浦和レッズがイランのセパハンを破り、Jリーグ勢として初のアジア制覇を成し遂げた。
1948年、ドイツ、デュイスブルク生まれ。現役時代はフォワードとして2部リーグの1FCミュルハイムや北米リーグでプレーし、78年に引退。引退後指導者としてのキャリアを積み、87年から西ドイツ代表のアシスタントコーチ、ドイツのVfLボーフム、トルコの強豪フェネルバフチェの監督を歴任。95年にJ1浦和の監督に就任し、2年連続最下位だったチームを再生。96年に退任した後は、トルコのコジャエリスポルの監督を経て、2000年にカナダ代表監督に就任し、同年の北中米カリブ海選手権を制した。国際サッカー連盟(FIFA)技術委員長を経て07年から再びJ1浦和の監督に就任。06年にはジーコ監督の後任に名前が挙がるなど、日本代表監督の有力候補としても注目を集めている。