サトウ・ユカ。トライアスロン選手。
2010年8月15日、シンガポールで開催されている第1回ユース・オリンピック夏季大会で、トライアスロン女子の佐藤優香(トーシンパートナーズ・チームケンズ所属)が1時間0分49秒69で優勝。記念すべき大会史上初の金メダルを獲得した。
1992年1月18日、千葉県生まれ。3歳のころから水泳を始め、小学3年生のとき、母の勧めで参加した地元のトライアスロン大会で優勝し、そのおもしろさにとりつかれた。東京の日本橋女学館高校を卒業した2010年3月以降は、世界選手権シリーズにフル参戦している。ユース・オリンピックの女子トライアスロンには32選手が出場。佐藤は最初のスイム(750m)で3位となり、バイク(20km)で順位を落としたものの、得意のラン(5km)で挽回。1時間0分49秒69で逆転優勝を飾った。ユース・オリンピックは14~18歳の選手を対象に、教育や交流を重視した新設オリンピック。トライアスロン競技では成長途上の若者の負担を軽減するため、オリンピックの半分の距離となっている。